こんにちは!みぞこし歯科医院歯科衛生士の岩永侑里香です。唾液が少しでも増えるようにするにはどんなことに気をつけるとよいのでしょう。
ちょっとした工夫でうるおいアップ!
唾液の分泌に関わる生活習慣を少しずつ見直して、リスクを減らしていきましょう。
①よく噛んで食べよう!
よく噛むと唾液の分泌が促進されます。食べにくいからと飲み物で流し込まず、普段よりもよく噛んで食べるように食事のたびに気をつけてみてください。
②歯磨きはじっくりと。
1日に1回はじっくり時間をかけて歯磨きしましょう。歯ブラシが唾液腺を刺激します。唾液が減るとむし歯や歯周病になりやすいので、予防のためにもおすすめです。
③水分を摂ろう!
トイレに行きたくなるからと、水分補給を控えていませんか?体調管理のためにも、日頃から水分は十分に摂りましょう。
④お酒はほどほどに。
アルコールには利尿作用があり、アルコールの分解や排泄のために水分が奪われます。体内の水分が減ると唾液も減ってしまうので、深酒は控えましょう。
⑤口呼吸を見直そう。
普段口を開けて呼吸をしていませんか?口呼吸は口が乾くうえ、細菌やウイルスが口の中から体内に入りやすくなります。鼻で呼吸をする習慣をつけましょう。
⑥コーヒー・紅茶などを飲みすぎない!
カフェインの入った飲み物には利尿作用があります。排尿によって体内の水分が減ると、唾液が出にくくなることが。口が乾くからとコーヒーを10杯、20杯と飲んでいると逆効果なのでほどほどにしましょう。
※カフェインの少ないほうじ茶、カフェインの入っていない水や麦茶がおすすめです。
⑦禁煙しよう!
タバコのニコチンにも利尿作用があります。タバコの吸いすぎは唾液を減らすうえ、免疫機能が低下するため歯周病の悪化にも拍車をかけます。
⑧マスクをして寝よう。
口を開けて寝てしまい、夜中に口の乾きがつらくて目が覚めるというかたは、マスクをして寝ると楽になることがあります。加湿器や口腔保湿ジェルの併用もおすすめです。お試しを。
口の乾きが気になる方はやってみてくださいね!