先日歯周病治療に関するセミナーが開催されたので、みぞこし歯科医院の歯科衛生士の、木村とダブル岩永の3人で参加してきました!
講師は長崎大学医療教育開発センターの鵜飼孝先生でした。
日頃私達歯科衛生士は毎日のように歯周病と向き合っていますが、どうしても歯周病は私達の頑張りだけでは治すことはできません。患者様との共同作業で改善していくものです。それを患者様にどう伝えるのか、患者様と一緒にどうしたら改善していけるのかとてもわかりやすく教えていただきました!
例えば、歯周病で腫れたり血が出る歯茎ですが、先生曰くそれは潰瘍なのだそうです!そして、歯茎の潰瘍の面積は手のひらほどもあるそう。その潰瘍から出血をすれば血管を介して菌が体内に入り全身に回ります(菌血症)歯周病の菌は内科疾患の原因になります。歯科治療で止むを得ず出血するときは勿論、日頃のブラッシングでは0〜26%フ、ロッシングでは20〜58%、たかが咀嚼に至るまで17〜51%が実は菌血症を引き起こしています。潰瘍をそのままにしておけば当然全身が不健康になってしまうのです!
また歯周病はサイレントディスティニー=沈黙の病といわれ自覚症状に乏しい病気ですが、それより以前に私達歯科衛生士はレントゲンの所見をよく把握して、患者様にご理解頂き抜かないでいいように改善に努めたいところです。そのためにはレントゲンを解析する知識が必要です、いろんな症例をみて、勉強してきました!
長くなったので後半の模様は後日(^-^)
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